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トランジスターラジオの展示��-��

◇いろいろなトランジスターラジオ◇


このページは、どういうわけか貯まってしまったもの取り上げてみました。
ラジカセも出てきたりしますので・・・・


ナショナル RF−700D


 ナショナルの古いトランジスターラジオが手に入りました。あまり珍しいラジオでもありませんが、ワールドボーイという名の出る前のラジオだと思います。
 ありきたりのFM/AM 2BANDで、ナショナル独自の音質調整である「News」というポジションがありなんとなくワールドボーイみたいです。


ダイアルパネルを外したところ

持ち主がサンドペーパーをかけたようで曇っていました。


 透明のプラスチック板にキズが付いたのでしょうか、サンドペーパーで擦ったのか白く曇っていました。これは、あまりにもみっともないので、取り外して研磨することにしました。
 どちらにしても、全体に手垢やらホコリで真っ黒でしたし、分解して洗うことにしました。細かいところは、中性洗剤を使い、歯ブラシで擦れば綺麗になります。
 洗っていて気がついたのは、メッキが凄く立派であり、かなりの厚みがあるようです。


ピンを溶かして固定するタイプ

こういうラジオは殆ど固定ピンを溶かして固定してあります。

こてを使います。慣れれば簡単です。


 プラ板を取り外すのは、そうも難しくありませんが、下手をするとパリンと割れます。慣れも必要ですが、自作派ならだれでも持っているハンダごてを使い、ピンの頭を溶かしながら板を外すわけです。
 ただし完全に暖まったコテだと失敗します。この溶かす適温が判れば簡単に外せるようになります。温度は、熱からずぬるからずというところです。
 そして固定するときも少し頭が残るので、今度は頭を潰せば固定できるというわけです。ただし、一度外したものは強度が落ちますので、見えないところを接着剤で固定しなければなりません。


内部基板

電池受け金具が錆びています。液漏れではなさそう・・・


 AC電源を主に使っていたのか、電池ボックスは比較的綺麗でしたが湿気でしょうか、バネが錆びて緑青が噴いています。電池バネのサビは、トランジスターラジオを整備するとき一番手間のかかるところです。簡単に交換出来ると良いのですが、ピッタリという物はなかなか見つかりません。とりあえず磨いて終わりとします。


内部基板その2

電池受けのバネを磨いてみました。


 基板を良く眺めてみると、パラフィンで固めてあるはずのコア(ポリバリコンのすぐ下のもの)を回した跡が見えました。調べてみるとFMの局発です。更に眺めるとIFTコアの頭にちょんちょんとキズがあります。ということは全部回したと想像できます。
 これって興味本位でなんでも回すものなんです。とんでもないことになっていなければ良いのですが・・・。
 ところが、AMも400KHz近く上にずれ、FMも当然狂っていました。何も聞こえません。おまけにビュイ〜ン、きゅぃーんと聞こえるFM独特の調整ずれの音がします。これは受信しながら最良点を探せば消えますが、厳密にはFMジェネレーターとオシロを使い調整する必要があります。
 これは、終始つかなくなって物置に放置されたラジオみたいな気がしてきました。コアは、興味本位で触るのは絶対避けましょう。という代表例だったのかもしれません。始めてコアを何周も回したトランジスターラジオでした。


ダイアル指示針

色塗りをします。


 このラジオは、ダイアル指示針が外れて中にころがっていました。ペイントも剥げていたので、ついでに塗ることにしました。
 色は、水溶性塗料を使います。メンボウですが綿棒で塗ります。(ちょっと苦しい〜!)これは、文字板に塗料が付着しないように下に紙を挟んで塗ります。乾くまでしばしこのまま放置しておきます。意外とめんぼー。


ロッドアンテナ

先端が折れて、代わりに釘を刺してありました。


 トランジスターラジオのロットアンテナはラジオの顔でもあります。釘では可愛そうなので代用を探して交換しました。
 しかし、ケース内側の固定部分にクラックがあり強度的に問題がありそうです。とりあえず接着材で補強はしましたが、腫れものに触るようにそ〜っと扱った方が良さそうな気配がします。


◇裏 側◇

切換スイッチは全て裏側にあります。


 同じバンドを聞くのなら問題ありませんが、あちらこちらと番組を楽しまれる方にとっては、前側にあった方が使い易いと思います。しかし、いつも同じ放送局で番組を楽しむ目的でしたら、電源スイッチとボリュームそしてチューニングノブだけがあれば良いということになります。
 どちらにしても使う方の好みですが、自分に合ったもの、使用目的にあったタイプを選ぶというのが基本です。
 それでも、人間ですから偶には違う放送を聞きたくなるのはあたり前のことです。そんな場合でも小型なので裏側にスイッチがあっても手探りで切換が出来るのでさほど気にするものでもありません。


◇記念撮影◇

レトロなトランジスター・ラジオ


 当時の流行でしょうか、確かこのようなデザインは、型番違いで他にもあったようです。このラジオは、どちらかというとホームラジオ向きみたいですが、AC/DC電源仕様なので持ち出しても使えるという当時では、なかなかのラジオだったと思います。
 ACアダプターは、内蔵タイプでコンセントに邪魔な四角い物が付かないスッキリ型です。最近のパソコンの周辺機器は内蔵タイプが多くなっていますが、なんでもかんでもアダプターが付いていて数台使おうとするとコンセントに四角いものがゴロゴロ付くのはどうもいただけません。みっともないし、邪魔です。こういう細かな配慮は、さすがにナショナルさんです。昔からそうだったんですね、今は知りませんけど・・・・。

<2008.05.15>


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